Mar 23 2010

「激震マスメディア」

昨日の祝日の夜、NHKでやってました。「放送記念日特集・激震マスメディア」。1時間半の番組。

 

通常放送記念日の番組だと、過去の名作を見たり、放送の明るい未来を語ったりするんですが、これはちょっと異色。

 

アメリカをはじめ、マスメディアと呼ばれるものが、インターネットなどの台頭によって激変(というか衰退化)している時代なので、それを取り上げた討論番組でした。

 

新聞界・放送界から3人、インターネット業界・メディア研究者が3人、司会はNHKでの男女アナというキャスティング。

アメリカにおけるローカル新聞やテレビ局の経営難からの撤退などを紹介しつつ、日本でもマスメディアの購読部数や広告収入が減っていることをフリップで説明。

みんなで討論する、という構成。

NHKはメールでの「ご意見募集」の他に、ツイッターも使って視聴者の書き込みを募ってました。

 

旧マスメディアと新メディアインフラを代表するメンバーが対論するという心づもりだったのでしょうが、内容的にはお寒かったです。

なにしろ、旧メディア側を代表する方々がお年寄りすぎるのと、現体制維持のための論理に終始するので、討論が噛みあわないんですね。

新聞協会会長の読売社長・内山斉さんと民放連会長でテレ朝顧問の広瀬道貞さんが75歳。NHK副会長の今井義典さんも65歳。

対するドワンゴ会長の川上量生さんが41歳、ITジャーナリストの佐々木俊尚さんが47歳、学習院大学教授の遠藤薫さんも55歳。

平均年齢で、24歳差がある対立グループを組ませるって無理があるでしょ。

実際、佐々木さんや川上さんの発言内容を内山さんや広瀬さんは半分も理解できてないんじゃないか、って節もありました。

 

 

面白かったのは、同時刻にUstreamで(ネット上の生中継ですね)、山本一郎、津田大介、上杉隆、堀江貴文、小飼弾というメンバーによる、NHKでの番組にツッコムを入れる番組が放送されてたこと。缶ビール飲みながらだったので、お遊び半分の企画だったんでしょうが、それだけに本音がバンバン飛び出して笑えました。同時に見るのは疲れたけど、面白かったな。

 

 

ま、だいたいから90分程度でこんな複雑な問題を語り尽くせる訳もないので、テレビ朝日の関係者には「朝まで生テレビ」でこのテーマのものをやってもらいたいとリクエストしておきましょう。