●第38首
詠み人知らず、作者が不明な歌が多く載ってる巻。
人の見る
上は結びて
人の見ぬ
下紐開けて 恋
ふる日ぞ多き
<和歌った!>
人が見ると、上はキチンと服を結んでいるのに、
人が見ない下の紐はほどいて、おっぴろげ!
とあられもない姿・・
で、字余りの「恋」は果たして4句目につくのか?
それとも5句目「恋ふる日ぞ多き」なのか?
どっちにつけても9文字の大幅な字余り句だ。
下紐開けて恋・・だと、下の紐をほどいて「恋=来い!」
というダブルミーニングのようでもあり、
「恋ふる日ぞ多き」だと、恋が舞い降りてくる日が多い・・か。
おそらく、上は貞淑ぶって、服をガッチリ着込みつつ、
しかしながら、下はオープンにしておくと、
恋に落ちやすい日(チャンス)は多い、という
ある種の手引書のような歌なのであろう。
よく、オネ~ちゃんのいる店に行って
「私、下履いてないの・・」と言われただけで、
男というものは、ゾクゾクしてしまうものだ。
「履いてない」という言葉に、オスはなんて弱い動物のだ。
そこから、男の妄想が勝手に暴走する・・。
人間の感情、性情には、なんら進歩も進化もないのだなあ・・