Jun 10 2008

酒残れし今朝なり・・

●第6首
我が背子が
かく恋ふれこそ
ぬばたまの
夢に見えつつ
寐ねらえずけれ
<ン~む、和歌ったような・・>
背負っているんだよな、自分の子供を。
しかし、このガキは、まだ、おんぶに抱っこの年齢なのに、
もう誰かに恋をしているらしい・・。
相手は、「たま」という名の乳母だ。
乳母がナマって「ぬば」と詠ってしまっている。
イカン。なんて、ませたガキなんだ!
背負われながら、うつらうつらと乳母の夢を見ている。
夢を見たりみなかったり、ハッキリしないのだ。
早く寝てほしいのだけど、・・・ったく!寝ない。
早く寝てほしいと思う気持ちが、ここでもついナマってしまい、
寝ね~らえずよ、この子は!まったく、
早く、寝てけれ~!と、詠っている。
和歌に「お国訛り」というものが、出てしまうものだろうか?
啄木は、故郷の訛り懐かし・・と歌にしたけれど、
別に、彼がナマって歌ったわけではない。
おそらく、この時代はまだ国語教育が徹底しておらず、
文部科学省などもないし、各地に学校もなかったであろう。
やはり、教育というものは大切なのだなあ。
あ、そうか!
これは、子守りの歌かも知れない。私の背中の子よ!・・て。